前々から気になっているコーヒーを購入し、飲んでみる。
そんなコンセプトの、管理人ちょいブログです。
今回はUCCゴールドスペシャルプレミアムのフルーティウェーブをテイスティングしていきます。
これネット上じゃ賛否両論で甘くないだの苦すぎるだの、いろいろ言われてたんですよね。
実際飲んでみたところはどうだったのかというと、ほろ苦甘いという印象です。
たぶん皆さんが想像しているフルーティーで甘いというニュアンスと、ちょっと違うんだと思います。
クオリティそのものはめちゃくちゃ高かったので、そこは安心してください(笑)
UCCゴールドスペシャルプレミアムのフルーティーウェーブとはなんぞや
そもそもフルーティーウェーブってなんぞや?と思う方、結構いると思うんですよ。
最近だとUCCのコーヒー豆って、上島珈琲店と連携しているものが多くなってますからね。
なんかもう無茶苦茶に色々混ぜて銘打ってありますけど、ゴールドデスペシャルでプレミアムらしいです。
要するに、すごいこだわって焙煎度とかブレンドしてますってこと。
その中でもフルーティウェーブは、完熟ベリー似た甘さがありますよと銘打たれている商品。
他にはナッツっぽいとか、フローラルとかいろいろあります。
モカの甘さじゃないよと先に言っておく
裏面を見ると、ブルーベリーのアイコンが設置してあります。あんまり見ないニュアンスです。
皆さん、フルーティーなコーヒーっていうと、酸味があって甘いあの感じを想像してるんじゃないでしょうか?
だから「ベリー系想像してたのに全然甘くねーじゃん!」っていう不満の口コミが書かれてるんだと思うんですよね。
甘酸っぱくて潤いがあって、フルーティーなやつを想像してはいけません。
これはブルーベリーです、ちょっと苦くってコクがあってっていうあのジャムみたいな感じを想像してください。
ブルーベリー苦手だわーっていう方は、あんまり購入するのには向かないかもしれないです。ご了承ください。
インドネシアとブラジルをブレンドしてある
開けた感じ粒とか焙煎はすごい綺麗でしたね。
さすがそこはUCCという感じでしょうか、いいお仕事してますわ。
色の感じ的に中~中深煎りぐらいで止めてありそうな気がします。
ブレンドしてある豆はインドネシアとブラジルがメインと書いてありました。
インドネシア持ってきてる時点で、コーヒーある程度勉強したことがある方は「あ、赤いベリー系じゃねえな」と察すると思います。
ちょっと心の中で「インドネシア持ってきてなんでフルーティになるんや」ツッコミましたから、私も。
インドネシアのコーヒーって結構強烈に苦いやつが多いし、フルーティーなニュアンスってほとんどなかったりするもんで。
ぶっちゃけるとフルーティとは、ほとんど無縁な産地なんですよね。
ブラジル由来でフルーティになるのかなと思ったりもしましたけど、だいたいブラジルでフルーティな要素が出るのは柑橘の感じじゃないかとも。
完熟したやつだとまた別のニュアンスでしょうにって。
正直、本当にブルーベリーになるのかなという不信感がありました
(ごめんなさいUCC)。
お値段はむっちゃ安い
UCCゴールドスペシャルプレミアムのフルーティーウェーブは、150gで500円もしないぐらいでした。めっちゃ安いね。
ゴールドでスペシャルでプレミアムと銘打ってありますけど、値段自体は良心的だしカルディとかで買うよりちょっと安いぐらいですかね。
気軽にお試しできますよっていう感じで、そこは好印象でした。
ちなみにドリップバッグタイプも販売されてますけど、あれは結構高いのでやめといたほうがいいかもしれない…。
5杯で同じぐらいの値段になっちゃうので、豆か粉買ってドリップしてみてください。
UCCゴールドスペシャルプレミアムのフルーティーウェーブを飲んだ感想
ここからは実際に淹れてみた検証です。
豆自体はすごい素直に挽かれていって、気持ちが良かったですね。
味の邪魔をする細かい粉とかもかなり少なかったので、品質そのものはしっかりしてるんじゃないでしょうか?
粉を挽く前の豆はナッツ感があったんですが、粉になった後は奥の方に甘味を感じる香りに変わりました。
コーヒーを淹れてみた
UCCの500円以内で買えるフルーティー系
— スミスさん☕Webディレクター (@smithsan1030) April 26, 2024
結構ちゃんとフルーティーでビビる、最初にゴリッと苦味があるけどそこ耐えたらブルーベリー系の甘い酸味来るね
歯のきしみも一切ない。価格にしてはクオリティ高いぞこれ…☕ pic.twitter.com/hEh97sQnzR
ちゃんと粉が膨らんでいる感じがあるのにびっくり、鮮度もそれなりに良いみたいです。
粉の落ちが結構素直なので、素早く抽出してあげましょう。
あまりもたついて抽出してると余計なエグみも入っちゃいそうな気がします、そこはあんまり初心者向けじゃないかなあ…。
ちょっと抽出速度が気になるという方は、カリタのドリッパー使いましょう。
1つ穴式のやつを使うと粉がすごい早く落ちちゃうんで、3つ穴で。
これはお湯を入れる速度に関係なく一定のスピードで抽出できるから、味がおかしくなりにくくておすすめですよ。
UCCゴールドスペシャルプレミアムのフルーティーウェーブを飲んだ感想
飲んでみたところ、甘みより苦味の方が先にくるかもしれないと感じました。
フルーティーウェーブだけど、後から遅れて甘みがくるんですよ。
言い得て妙だけど、確かにウェーブっていう感じの甘さの来方です。
温度が高いうちは苦味がかなり強くなるため、気になる方は少し冷ましてから飲んだほうがいいと思います。
ただこの苦味がすごく純粋なもので、俗に言うインドネシアのアーシーな感じとはちょっと違うんですよね。
土臭さがなくて、キリッとした苦味が口の中いっぱいに広がる感じです。
炭みたいな感じでもなく、例えるならちょっとピーマンに近いような苦味。
こういうコーヒーはあんまりないかもしれない…。
ただ、わたしはこれ美味しいなーと感じました。
酸味は一切ないから、酸っぱいのが苦手な方にはいいかもしれないですね。
まとめ|UCCゴールドスペシャルプレミアムのフルーティーウェーブは苦甘い独特な味
コーヒーの特徴をまとめると、フルーティーって言われてるのに全然酸っぱくなくて、甘みと苦味が主体という感じか。
皆さんが想像している甘酸っぱいあれとは、ちょっと違う感じのニュアンスでした。
ただ、奥底に潜んでる感じの甘さはかなり好印象で、最初に来る渋苦い感じと合わさって「ブルーベリーだな~」って思いましたね。
フルーティなコーヒー飲んでみたいけれど、酸味があるやつは嫌いっていう方は試してみるといいかも。
逆に苦すぎるコーヒーがダメっていう方は、向かないかもしれないですね。
酸っぱくてもいいなら、モカ系の少し甘味が強いやつがいいかもしれないです。
ちょっとマニアックなフルーティーコーヒーなので、気になる方はぜひお試しを。
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